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【手記】僕が友人を助けた話【闘】

ブログ魔界村入口


武勇伝を語るつもりはないし、誰かに認めて貰いたい訳でもない。




手記を書く上で、僕という人間を理解してもらうには、どうしてもこの話は必要だったんだ。


だから皆、少しの間の我慢だから僕に付き合ってくれ。お願いします。


あれは僕が小学4.、5年生の頃の話。






6年生では無かったと思う。

いつもの仲間と公園で談笑をしていた。




友人のAは上機嫌。




僕「おい、A。今日めちゃくちゃ機嫌いいやん。どうしたんや?」


A「へへ…。わかっちゃいましたw実は今日婆ちゃんからおこずかいもらってん」
















一同「え~めちゃええやん!なんぼもらったん?」




A「フハハハ!5000円や!俺は平成のリッチマンや!フハハハハ!」



一同「ジュースおごってくれやー!」


A「無理じゃ!絶対む~り~wひゃっははは!」


うん。いかにも小学生の会話です。


その後もAは5枚の千円札を扇子代わりにしたり、千円札で人の頭をポンポン叩いたりとやりたい放題でした。




確かに小学生の頃のおこずかいと言えば、僕達の時代は大抵の子供が1日100円くらいだったと思う。




その時代に正月でもないのに5000円もの大金を持っていたら、そりゃテンションも上がるだろう。




そして僕等はAの事を、




「マハラジャ!」とか、


「平成のリッチマン!」とか、


「庄屋!」とか。


















※マハラジャはどっかの国の大金持ち。

なんか色々アダ名をつけて遊んでいた。









ひゃっはは!


お前らジュース くらいならおごったるて~


貧乏人にマハラジャからお恵みや~


金ならいくらでもあるで~


お金って怖い。








どんどん調子に乗るA。だけど不快では無かった。Aはいい奴だし、その時はAが金持ちキャラで僕達は貧乏人キャラの乗りになっていたから。それを皆楽しんでいた。




そんな平和な時間は一瞬にして壊された。


















ひゃっはー


ヤンキー襲来。











あわわわ…


ヤンキーが来た。
金髪、赤髪、ノッポの3人。

見た事のない顔だった。僕等の校区ではない中学生だった。
僕等の校区の中学生には金髪のひゃっはーな奴なんていない。
金髪というだけで、僕等に恐怖心を植え付けるには十分だった。



















金髪「楽しそうやね~。俺らも一緒に遊んでくれや~。」


僕「いや…もう帰らないといけないから…」










金髪「俺らと遊んでくれないのか?あっ?じゃあ俺らで仲良く遊ぶからよ~金置いてけや!」







かつあげキター


(どうしよう…俺は100円しかないけど。Aは大金を持ってる…)



僕は心配になりAの方をチラ見した。
































さっきとは一転のA。


この世の終りの様に項垂れるA…

その時、僕の中で何かが壊れた。
恐怖心とAの落ち込む姿が混ざり合う。














(ちょ…wちょっと待ってwさっきまでのあの幸せそうな顔はどこいったんんやw)




頭の中に先程の会話が響き渡る…

『よっ!庄屋!』


『平成のリッチマン!』


『よっ!マハラジャ!』


そのマハラジャが今まさに絶望している。





あかんw笑ってまうw笑ったら絶対殴られるw









笑ったら殴られる。


笑ってはいけない状況程笑ってしまう。


静まり返った教室での笛のテスト。



部活の時、先生に怒られてる時の誰かのオナラ。



笑ってはいけない状況が笑いを誘う。







頼む!A!これ以上落ち込まないでくれ!

そんなに落ち込まれた…僕はもう…








笑ってはいけない状況…

その間にもヤンキーは僕達を脅迫する。






赤髪「おい!お前金出せ!…ちっ100円かよ。しけんてんなあ!おい!次!お前や!」




そろそろ僕の方に順番が来る。









赤髪「お前さっきから何ニヤニヤしてんねん。次笑ってたらしばくぞ。おら!金出せおら!」




僕は100円を渡した。




危なかった。殴られるとこやった。



















もう笑ったあかん。笑ったらあかん。




そして…


ついにヤンキーは…


Aの前に立った。


金髪「おい!お前もや!金出せ!」



























「僕ですか?」


「お金持ってません。」




マハラジャは嘘をついた。






あんなに調子に乗り、幸せに溢れていたマハラジャが嘘をついたのである。






さっきまでマハラジャは金ならいくらでもあると言っていたのだ。











Aはこの世の終わりの様な絶望の顔をしていた。



絶望の顔で嘘をつき、お婆ちゃんから貰った5000円を必死に守ろうとしている。


必死だ。




すごい必死にお金持ってないアピールをしている。


身振り手振りで、お金持ってないアピール。




滑稽だ…。




外国で迷子になり言葉が通じなくて必死にジェスチャーで、何とかしようとしている人みたいだ。






ノッポのヤンキーがAに飛べと言った。






Aは必死に飛ぶ。


札だから小銭の音は鳴らない。


その事をいい事に…飛ぶ!


誰よりも高く!


誰よりも力強く!


しかしついに…




ノッポ「もうええ!飛ぶのやめろ。お前飛びすぎじゃ。しかも嬉しそうに飛びやがって…頭おかしいんか。俺が直接調べる。」





絶対絶命のA。

また…さっきまでの出来事が蘇る。




A『俺は平成のリッチマンや~!』


A『金ならいくらでもあるで~』


A『貧乏人に恵んだろ~』


僕等『よっ!マハラジャ!よっ!庄屋!』


















札で顔を煽ぐA。
札で人の頭を叩くA。
世界一幸せそうなA。



…。




















だけど…今は…
























笑いを堪えきれなかった。

















もちろん殴られます。


ヤンキーの矛先は僕に向かう。


























殴られても笑いは止まらない。



金髪「お前何笑ってんねん!なめてんのか!」






僕「ひぃ~ひぃ~w痛っ…す…ぶふっwすいま…せんwぶっw」




ヤンキー3人に殴られる僕。




助けたくても助けられない友人。






その間に靴下の中にお金を隠すA。






あかんw腹痛いw




殴られる痛みより、Aの必死さで腹が痛い。






罵声と暴力を散々浴びたその時、






通りかかりの人「こらー!何やってるんや!」






ヤンキー「やばっ!おい逃げるぞ。笑ってたお前!顔覚えたからな!」








ヤンキーは去った。





助かった…












僕が爆笑したおかげでAは助かった。



痛みと顔を覚えられたという恐怖と引き換えに、僕はマハラジャの5000円を守りきったのだ。



間違いなく友人を助けた。


ブログ魔界村入口


Aとは中学になっても仲良く過ごしましたよ。

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非公開コメント

笑いって痛みをこえるんですね
僕も同じ状況なら笑ってしまいそうです( ^ω^ )
助かった後の友達も気になります

今日は競馬はしないんですか?

Re:

じんさん。
まあまあ殴られたけど、笑い止まりませんでしたw
友人はヤンキー行った後また調子乗ってたと思いますw
競馬はしばらくお休みです。

昔話キターーーw

金が無い中、頭フル回転させて精一杯遊んでた幼少時代を思い出しました。懐かしい……。

Re:

たさん。
金が無くて稼働ができないから、昔の思い出をブログにしてますw

戻れるなら戻りたい。ギャンブルを知らないあの頃に。

私もギャンブルやる前の純粋に自分に戻りたい(切実) 自分は最近、勝てなくて時間を持て余すので、ダイエットに励んでます(o・ω・o)ゝとりあえず、10キロ減しました♪

Re:

コウキチさん。

10キロ減てヤバイじゃないですか!
ダイエット法聞きたいっす!

今のスロットマジ勝てないと言い続けて何年経ったのだろうか…。涙

すんごい面白かったです。

自分が実際の立場だったら笑える余裕があったかわかりませんが
なかなか肝の座った人だ!

しかし、解せない点があるんですよ
僕は5年生の時ならおこずかいは月に500円でした
1日100円なら一ヶ月で5000円に近づけるじゃないですかやだー

Re:

十べえさん。
お褒めの言葉ありがとうございます。
友人の5000円は臨時収入ですよん。
1日100円が一カ月で3000円・・貯めることができれば。
一カ月500円ですか・・や…ヤダーw
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日々、一喜一憂を繰り返し、酒に溺れ、ギャンブルに溺れ、身を滅ぼして逝く。それでも私は生きています。何でも無いような事を幸せだったと思う…。いいんじゃないでしょうか。

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