【思い出話】背伸びした青春【序】

2015年04月07日08:59

思い出しシリーズ。



思い出し笑い。
思い出して笑う事。他人にその姿を見られ、『何笑ってるの?』と尋ねられた場合、『実はさ…』とニタニタ下卑たる笑みを浮かべて説明する事ができる思い出し。




思い出し怒り。
思い出して怒る事。
他人に『何故怒ってるの?』と尋ねられた場合、『聞いてくれよ!実はさ…』と、怒りに震え、唾を撒き散らしながら説明する事ができる思い出し。


思い出し溜息
思い出して溜息をつく事。
他人に『溜息すると幸せ逃げちゃうよ』と言われ『うるせぇ!元々幸せなんかねぇよ!実はさ…』と、情緒不安定に説明する事ができる思い出し。


思い出しはずかし。
思い出して恥ずかくなる事。
その瞬間、近くにある枕、クッション、乳房などに顔を埋めないとやってられない程の恥ずかしさ。時には脳内からその恥辱を消し去りたいが為に、大声、奇声を発する。
他人に『顔真っ赤にしてどうしたの?』と言われても、無言で顔を埋めて足をバタバタする事しかできない。
即ち、他人に話す事はできない。






ふむ。
という訳で今日は私の思い出したら恥ずかしい話をしましょう。












あれは中2の冬。
私は、この頃人一倍オッパイに興味を持っていた。バリバリの思春期である。

寝ても覚めてもオッパイの事ばかり考えていて、部活も勉強も手につかない。

(どうしたものか…。)

現在の様に、インターネットが普及しておらず、エロ画像や動画なんてものはない。

その頃の私を含めた少年達がオッパイを見る事ができるのは、

深夜放送の、
『大人の絵本』
『ギルガメッシュナイト』



一家団欒が凍りつく、
『バカ殿』
『ボキャブラ天国』
『木の実ナナが出てるサスペンス』




危険との隣り合わせ、
『父のエロ本』



そして、
『実母の乳』



である。

私は1人部屋もなく、テレビも両親が寝ている部屋にあったので見る事なんてできない。
両親が寝静まってから見るなんて勇気はその頃の私には持ち合わせてはいなかった。

民放テレビでのオッパイは、説明通り、一家団欒を破壊する威力を持つ。
思春期の私は、横目でチラチラ見るしかなかった。そのチラ見さえも父親にばれてはしないか?とドキドキしながら見ていたものだ。

父のエロ本が1番見る機会があった。しかしエロ本といっても少しヌードが掲載されてる週刊誌である。その頃の私にとっては、正真正銘エロ本なのだが。

実母の乳?言わずもがなである。


思春期の私はオッパイ飢餓である。
飢えに飢えていた。

そんなある日の事、授業中、私がいつも通りオッパイの絵を描いてる時に手紙が回ってきた。


(なんだ?邪魔しやがって…)



手紙を開くと女子からだった。
私は心臓の鼓動が速くなるのを感じた。

何故なら、手紙の内容が中学生の私には凄まじい事になっていたからである。



その内容は、

夜8時にマンションの駐車場に来て欲しいとの事だった。


こ…これは…告白か?
あの噂の…告白…。

交際というやつか…。

その手紙をくれた女子は、別に可愛い訳ではないが、背が170cm近くあり、発育もよく、中学生にない色気をもつ女子でした。

男子一同は、いつも体育の時間に彼女のオッパイを目で追いかけていました。


その日1日。
私の頭の中はその女子の事で頭がいっぱいでした。

(一体なんや…。やっぱり告白かな…。
という事は、交際。交際するという事はオッパイを触る事ができる!)

頭の中はいっぱいオッパイ。

妄想は止まらず、夜を迎える事になりました。

夕食も簡単に済ませ、いつもより歯を長めに磨き、私は家を出た。

途中、母から

『こんな遅くどこに行くねん?』

と聞かれましたが、

『公園で体鍛えてくるわー』

と言うと、母は早く帰っておいでやーとだけ言い、それ以上詮索はしませんでした。



ふふふ…













あんたの息子が今から本当に鍛えるのは
俺の息子だがな!






中2の私はそう叫ぶと全速力で自転車を漕いだ。



続く。



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